外壁塗装・屋根塗装の悪徳業者はどんな手口？
ご閲覧くださりありがとうございます。今回は、株式会社エムアールにお問合せいただいたお客様からもご相談いただいたり、ネットによく記載されている「悪徳業者」の特徴をご紹介していきたいと思います。
モニター商法（大半が訪問販売業者）は実は落とし穴が盛りだくさん😨
「訪問販売業者＝悪徳業者」というイメージをもたれていらっしゃる方もみえると思いますが、必ずしも訪問販売が全て悪徳業者というわけではありません。
ただ、モニター商法を行っている業者にはかなり要注意です。
「モニターになってほしい」「モニターならこの金額になります！」という、モニターになることを条件にして高額な商品を購入させる手口です。
ではそんなモニター商法がどのような特徴をもっているのか、具体的にご説明していきます。
◆工事費用の安さを強調
最も多い例は「足場代を無料にします！」というトークです。通常足場の設置・解体作業は外壁塗装の総額の２～３割を占める高額な費用がかかっています。一般的なお家で言えば20～30万円くらいはかかりますので、それが無料だと言われてれば当然お得に感じます。しかし実際はその無料になった足場代は、他の工事金額の費用に上乗せされていたり、工事の途中で追加工事を請求されたりするケースが多いといわれています。
全ての工事を終えた後、最初はお値打ち価格で契約していても、結果として最終的に支払った金額は相場以上の工事代金になっている事があるため、オススメできません。
◆工事（契約）を急がせる
「今しかこの金額で契約できません！」という言葉が代表的ですが、他には「今工事をしないと外壁が危険な状態です。」というような「今」を強調して工事または契約を急がせる傾向があります。
仮に建物の劣化が進行してしまっていたとしても、＜今すぐ＞に工事をしなければ倒壊するわけではありません。また、仮にそれほど緊急を催す危険な状態であれば、建物に知識がない人でも業者に依頼しなければいけないと思えるような、激しい雨漏りや外壁の剥がれ等、目で見ればすぐわかるような状況になっています。
優良業者は工事前にしっかり建物を調査し、建物の耐久性を長持ちさせるためにどういう工事をしなければいけないのか、またお客様の要望をうかがい、どの塗料を使用するべきかをしっかり調べたうえでお見積りを作成します。そこで初めて入念に工事計画についてご説明していきますので、不用意に工事を急がせる事はありません。
◆〇〇をすればお得に工事ができる
「火災保険を利用すれば工事費用が無料になります」や「一週間以内に工事をしてもらえばお得になります」、「ホームページなどに写真や工事の感想を掲載してくだされば大幅に割引いたします！」など、いくつか条件を指定してくる事があります。
火災保険については先日別の記事でご説明していますが、自然災害で生じた破損の補修費用のみが適用できます。通常の経年劣化によるものの工事で費用が発生することはありません。火災保険でお得にできる分、少し高い性能の塗料が使えますよ、というような業者の言葉を信じて契約すると、結果として火災保険は降りず、全てお客様が工事費用を負担することになってしまいます。
また悪徳業者は連絡先や会社名を調べられないよう、ホームページを持たない傾向にありますので、写真の掲載をするつもりは毛頭なく、もともと高い工事費用を割引して安く感じさせる口車でしかありません。
仮にホームページがあったとしても、その悪質な業者のホームページに写真が掲載される恐れがありますので避けたほうがいいです。
◆工事費用が安く値引きされていても、実はお得じゃない
外壁塗装の知識がないお客様に対し、「私達の技術力があれば、この工程をせずに工事ができます。」や「他の業者さんは念入りに作業をやりすぎるので費用がかさみます」というようなアピールをしますが、外壁塗装を行う際には必ず必要な工程というものがあります。それを省いてしまうと、手抜き工事に他なりません。また、訪問販売業者の場合は自社職人が雇われていないので、工事は全て下請け職人に外注して行います。
そのため、格安で契約を取ったうえに自分たちの利益を守るために下請け職人に十分な報酬を支払わにケースが多く、下請け職人たちは塗料を必要以上に薄めたり、必要な工程を省いたりせざるを得なくなります。
◆工事後はノータッチ！保証もなければ不具合発生も…
優良業者であれば工事後には必ず＜工事保証書＞を発行し、万が一施工箇所に不具合や施工ミスが発覚しても保証内であれば無償で補修します。しかし悪徳業者の場合は「当社のリフォーム工事は超高耐久の塗料を使用しますので、今後メンテナンスは必要ありません」などと言って工事保証書も発行しません。それどころか、手抜き工事をしていれば、当然説明された耐久年数よりもうんと早く劣化症状が現れてしまいます。仮に不具合が出てその業者に連絡を取ったとしても、しらを切られるか連絡すら取れなくなっているケースが非常に多いといわれています。その場合、再度塗り替えを行う業者に依頼する費用を払うのは、お客様ご自身となってしまいます。
例：エムアールの保証書
【騙されないための３つのポイント】
①訪問販売業者とはその場で契約しない！営業マンとの接触を控える
いかに悪徳業者の嘘を見抜くテクニックや知識を持っていたとしても、いざ目の前に訪問営業マンが現れると実際に実行するのは難しく、巧みな営業トークで契約に誘導する手練主管のセールスマンにはかないません。
とりあえずお話だけでも…と油断することなく、玄関に入れる事は避け、インターホン越しで立ち去ってもらう事が最も安全で有効な回避テクニックです。
②クーリングオフ制度について理解しておく
クーリングオフとは、8日以内であれば契約解除できる制度のことです。これは外壁塗装の訪問販売でも利用が可能です。ただし条件がありますので、その点を抑えておきましょう。
◆クーリングオフの利用条件
1.契約から8日以内であること
2.個人と法人間の契約であること
3.消費者から会社を訪ねていないこと
4.消費者側から業者を家に呼んでいないこと
5.過去に契約したことのある業者ではないこと
②外壁塗装の相場・外壁塗装に必要な工程を知っておく
外壁塗装に必要な工程は、先日の記事でご説明させていただきましたのでそちらを参考にしてください。
また相場に関しては、一般的な戸建でシリコン塗料を使用した場合、外壁のみで70～90万円、屋根も塗装する場合は90～130万円となっています。（30坪～40坪あたり）
上記はあくまでも相場費用ですが、仮に少し補修費用が必要になったりした場合でもこの半額または倍になる事はほぼありません！
これだけでも把握しておけば、悪徳業者から「こんな価格で工事ができるのは弊社だけですよ」と言われても慌てて契約することもなくなるでしょう。
【まとめ】
外壁塗装は高いお買い物ですので、できるだけ安く工事したいという気持ちは当然です。しかし、金額だけに囚われて工事をして失敗してしまえば、通常の金額よりも更に費用がかかります。
そのためにはしっかりお見積り書や契約書を確認する。ホームページがしっかりしているか、事務所があるかどうかも確認するのがオススメです。
私達エムアールも、刈谷市・知立市を中心に地元のお客様に優良業者と認識していただけるよう、日々精進してまいります。
何かお困りの際や、ご相談などがございましたら、ぜひお気軽にお問合せください。
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