外壁塗装の見積り金額が『高い』理由は?絶対に知っておいた方がいい知識!
刈谷市&知立市の外壁塗装専門店なら株式会社エムアールにお任せください!
お家を建ててから10年程度経過した頃、外壁塗装の訪問営業が来たり、目に見える傷や劣化症状を発見してそろそろ外壁塗装をしなければいけない…と考えられる方が多いと思います。
またハウスメーカーの点検が入り、リフォームの見積りをもらったけど…値段を見てびっくり!!
「本当にこの金額は相場なのか?」「なんでこんなに高いの?」と思われていろいろ調べられているのではないでしょうか。
外壁塗装工事は、決して『安いお買い物』ではありませんので躊躇される方もいらっしゃいます。ですがお家全体を、また家の中を守るためにも決して欠かせない大切なメンテナンスです。
では外壁塗装がなぜ高いのか?要注意の業者の見積りなど、外壁塗装を行う際に絶対に知っておいた方がいい知識をご紹介させていただきます!
目次
見積り金額が『高い』理由
いざ外壁塗装を行う事を決めて何社かに見積りを依頼しても、それぞれ異なる見積りを出してきて、どの業者に依頼したらいいのか余計悩んだりしますよね。
どの金額が適正なのか。工事内容はどれが正しいのか。いろいろ悩まれるポイントが多いと思います。
本来であれば見積書を提出された時に担当者からじっくり説明を聞き、納得したうえで契約をするものですが、判断を急かす業者もいますので、注意しましょう。
あくまで相場になりますが、一般的に外壁塗装工事を行うだけであれば90~140万円がおおよその相場です。その相場より金額が高い場合は、以下の3つの理由が関係してきます。
職人が下請け、または孫請け
ハウスメーカーや大手の工務店など、家を建てる業者やホームセンター、家電量販店などの別業界で行っている外壁塗装工事は直接雇用している職人さんではなく、工事を請け負った後に下請けや孫請けの塗装業者に作業を依頼するケースがほとんどです。
その場合、見積書にはあまり書かれていませんが中間マージンという手数料が発生しており、通常の費用から1.5~2倍ほど金額が膨らんでいます。『大手』という言葉に安心感を得られる方もいらっしゃいますので、絶対にNGというわけではありませんし、お家を建てたハウスメーカーにずっと見てもらいたいと思われる方もいらっしゃると思いますので、金額の部分が問題なければ施工を依頼してもいいと思います。
ただもし費用を抑えたいのであれば、直接塗装業者に見積り依頼をお願いする事をオススメします。
塗装面積が多い
お家によってさまざまな造りをしています。例えば窓が少ない家・窓が多い家。2階建て、3階建て等がイメージしやすいと思いますが、外壁の面積が多いお家ほど、外壁塗装工事にかかる費用はあがります。また外壁の面積が多い場合は、塗装の際に必要な足場面積も大きくなりますし、付帯部の個数も多くなります(シャッターボックスや雨樋など)。
グレードの高い塗料を使用
代表的な塗料は、大きく4種類に分けられます。
耐久年数が低い塗料を選べば、1回にかかる塗料の費用は安く抑える事が可能ですが、長期的に外壁塗装の費用を抑えたい場合は耐久年数の高い塗料を選ぶ事がオススメです。
当然費用は塗料の耐久年数に応じて変動しますので、見積りを提出した業者がどのタイプの塗料で見積りを作成しているのか、確認しておきましょう。
補修箇所が多い
劣化が軽微の場合は外壁塗装のみでメンテンナンスを行えるので費用も安く抑えられますが、『外壁に大きなひび割れ』や『屋根が剥がれてしまっている』…等の補修が必要なほど劣化が進行していると、外壁塗装のメンテナンスだけではカバーしきれません。補修工事も必要になってきます。補修方法は様々ですが、素材そのものを交換しなければいけないほどの状態ですと。塗装よりも作業費は高くなります。
また最悪の場合、劣化が進行してお家の中がシロアリの被害にあっている…等の状況も考えられますので、その場合は外壁塗装+補修工事+シロアリ駆除・防蟻工事が必要になってしまいます。
築年数が10年以上経っている場合は、補修工事が必要になる事も想定しておくようにするのが良いと思います。
見積書の注意すべきポイント
大抵の方は、どの業者が適切なのかを見極めるためにも複数の会社に見積りを依頼すると思います。
その中で、こんな見積書は要注意!となるポイントをご紹介していきたいと思います。
やらなくてもいい余計な工事が含まれている
必要以上の工事はいりませんが、中には今後のためにも…等と言葉を添えて必要ない工事をオススメしてくる業者もいます。
一例をあげますので、ぜひご参考にしてください。
■築10年程度しか経っていないのに、屋根のカバー工事が入っている。
築10年程度の劣化であれば、大抵の屋根は塗装のメンテナンスで大丈夫ですが、「もうボロボロなので屋根はカバー工事を行った方が良いです」のようなカバー工事を必要以上に進めるケースは要注意です。
ただし、エムアールの施工事例等でご紹介している『パミール屋根』などは、塗装が行えない屋根材のため、本当に1回目のメンテナンスでカバー工事が必須になってくるケースもあります。
絶対にNG!というわけではありませんので、もし屋根カバー工事が入っていたら、しっかりと理由を確認しましょう。
■雨樋が少しだけ割れている状態で、補修ではなく「全交換」になっている。
雨樋は紫外線や雨風などで劣化が進むと、少しの衝撃で破損します。完全に割れてしまっているような状況でも、その部分を補修すれば使える事ももちろんあります。雨樋は、家の全体にはっているので、全部交換するとかなり費用が上がります。
もし塗装ではなく交換が必要と言われた場合には、その理由等をしっかり説明してもらいましょう。
■単価金額の箇所に「一式」が多い
塗装、足場、補修工事など、見積書にはずらりと書かれていますが、単価の部分は注意が必要です。優良な塗装業者は、会社で単価が決まっていますので数字で単価を表記しているところがほとんどですが、この単価の部分を『一式』ですませている場合は、通常よりも高くとっているか、または安く表記しています。安くしているとなれば、実際に工事をする職人さんの人件費を削る事になりますので、当然手抜き工事の可能性が出てきます。施工が全て終わった後に施工不備があっても対処してもらえない…などのトラブルが多いので、ここも注意が必要です。
■外壁と付帯部に耐久年数が異なる塗料を使用している。
耐久年数の高い塗料を外壁で選んだ場合、それ以外の付帯部も同じ耐久年数の塗料を使用する事をオススメします。
外壁だけ高耐久の塗料を使用して塗装をしても、付帯部が劣化してきてしまえば次はそこだけをメンテナンスしなければならなくなります。付帯部のメンテナンスだけに足場代が発生し、そこが終わると今度は外壁の塗装だけに足場代が発生し…と、塗装時期がずれてしまい、足場代が余分に発生してしまいます。
予算の関係もあるかとは思いますが、使用する塗料は可能な限り同じ耐久年数の塗料を使用してもらう事が良いと思います。
■『諸経費』や『手数料』などの項目がある
不明瞭な手数料や諸経費が入っている場合も注意が必要です。この書き方は明確ではない費用がいくらでも加算できてしまいますし、基準がないので相場の判断もしようがありません。
もし見積書に『手数料』や『諸経費』の記載がある場合は、必ず『これはなんの金額ですか?』と質問してみてください。納得のいく説明ではなければ、その業者に依頼することはお勧めできません。
優良な業者選びのポイント
数多くある塗装業者の中から優良な業者を選ぶことは、正直言って一番皆様が苦労されるポイントだと思います。
また上記で説明した見積書の部分も大切な見極めポイントになりますが、その他でも優良な業者かどうか判断できる箇所がありますので、いくつかご紹介したいと思います。
建物の点検・診断を時間をかけて行う
見積り依頼をされた場合、最初に業者が訪問してお家の状態を見させていただきます。この建物診断の時点でその業者が本当に信頼していいのかどうかも、判断すべきポイントの一つです。
通常一戸建ての建物を調査するのに、平均で60~90分ほど時間をかけて丁寧にチェックします。ではこの60~90分もの時間をかけて何をしているのか?という点ですが、
★劣化が進行してしまい、補修が必要な箇所があるのか。
★屋根や外壁など、それぞれどの素材を使用しているのか。
★見積もり作成のために、寸法を測ったり図面と照らし合わせて実物と差異がないか確認する。
大きく分けるてこの3つの部分をチェックしてくれています。
特に外壁などは、日が当たる箇所と日が当たらない箇所で劣化症状が異なるケースがありますので、同じ『外壁』でもメンテナンス方法が異なる場合もあります。
また、屋根は下から見上げただけでは全ての状況が把握できないものです。実際に上って確認したり、ドローンで確認する等方法はありますが、実際にどれだけ劣化が進行するのかしっかり見れる手段をとっている業者がベストです。
業者によっては、10~30分程度で見積りを出すところもありますが、それはお家の状況をしっかり見ていないので、塗装を開始した際に補修が必要だった…という場合は追加で工事費用を請求したり、そこを見て見ぬふりして塗装を行い、数年後に施工不備が発生するケースがありますので、建物をしっかり見てくれない業者はこの時点でお断りしてもいいと思います。
点検のあとにもらう見積書が分かりやすく、しっかり説明してくれる
優良な業者ほど、見積書の枚数が多いケースがあります。それは各部位ごとに何の作業を行うのか、どの塗料を使用するのか。等をしっかり詳細まで記載してくれているからです。
ではどんな見積書が信頼できる業者としてみられるか…というポイントですが、4つありますのでご参考にしてください。
■工事内容、項目が明確に記載されているか。
必要な項目は、必ず見積書に記載してあるかどうかを確認します。もし記載されていない場合は、例えその場で口約束されても実際にはやらない事もあります。上記で説明した見積り書に『一式』が多い業者を例にあげました。
また、優良な業者であれば、一つ一つの工程をしっかり見積書に掲載されます。塗料のカタログ通りの耐久年数持たせるためには、通常3回塗りがベストです。
エムアールの例でいきますと、
外壁=下塗り+上塗り1回目+上塗り2回目
付帯部(鉄部)=下地処理(ケレン作業)+下塗り+上塗り1回目+上塗り2回目
と、なっています。下地処理は古い塗膜を除去してから塗装するために行います。古い塗膜が残ったままですと、せっかく新しい塗料を上から塗ってもすぐに古い塗膜につられて剥がれてきてしまうからです。
また、使用している素材によって下塗りの塗料も異なります。鉄部には錆止め、木部には木部専用の塗料など、きちんと細かく記載されている見積書であるかどうか確認しましょう。
■使用する塗料名が記載されている
外壁にはどの塗料を使用するのか、また付帯部にはどの塗料を使用するのか。下塗りは何を使用するのか…等、具体的な塗料名の記載がある業者を選んでください。
メーカーの取り扱いがある塗料を提案してくれていれば、後でネットなどで検索しても塗料の情報などが確認できますので、より安心になりますよね。
塗料名が記載されていない場合、その部位だけ耐久性の低い塗料などを使用して金額を他の業者よりも少し下げている場合もありますので、要注意してください。
複数の塗装プランを提案してくれる
優良な塗装業者は、取り扱いできる塗料もたくさんあります。
予算の問題もあるかと思いますので、塗装プランを複数提案してお客様の予算に沿った提案をしてくれる業者が安心です。
業者の中には「ウチはこの塗料しか使いません!」や「この塗料は自社オリジナルなのでお安く塗装できます!」と一つの塗料を押してくるところもあります。
塗料の選択肢がない塗装業者は、『各メーカーさんからの信頼がない』とも言いかえれます。そしてオリジナル塗料ほど恐ろしい塗料はないです!カタログでしっかり耐久年数や塗料の説明が書いてあり、なおかつ実績のある塗料を使用してくれる業者にしましょう。
自社に有資格の職人が在籍している
適正価格で工事をするには、下請けに委託しない自社職人がいる業者を選びます。
その中でも塗装技能士の資格を持った職人が在中している業者がよりオススメです。資格を持っていないから絶対ダメ!低品質!というわけではありませんが、資格を持っているということは塗装においての知識や技術がある証拠になりますので、より安心して工事を任せる事ができると思います。担当者や塗装会社に確認しておきましょう。
保証書を発行してくれる
優良な施工業者であれば、全ての工事を終えた後に保証書をお客様にお渡しします。口約束ではなく、絶対に書面でもらえる業者を選びましょう。
また、保証書をもらえるといっても、保証内容が適当なところではないのと一緒です。契約前でも保証書を見せてくれる、あるいは掲載してある業者を選ぶようにしてください。
アフターフォローがしっかりしている
塗装業界では、塗装後に施工不備があったけど対応してくれない業者が多く、トラブルが相次いでいます。
優良な施工業者は、保証書に加えてアフターフォローとして定期点検を行います。
この点検はお客様に安心して生活していただくためというのはもちろんですが、自社の施工に不備がないか。また間違っていなかったか、という事を再確認するためでもあります。
また、定期点検を取り入れている業者であれば、その時期でなくても困った事が起きた場合、連絡をすればすぐに来てもらえるはずです。
しっかり体制が整っている業者に依頼しましょう。
★まとめ
外壁塗装の工事では、消費者センターに相談しなければならないトラブルが相次いでいます。
大切なお家のメンテナンスを任せた業者が悪徳業者であった時、ショックは大きいですし高い費用を払った事実は変える事ができません。
失敗しないためにも、お客様のお家を長い目で見てもらえる優良な業者を選ぶことが大切です。決して値段だけで業者を選ばず、納得のいく工事&満足のいく工事になるよう、じっくり考えて業者選びをしてください。
エムアールでは、ご相談&お見積もり&建物診断を無料で対応させていただいております。
今見積りを依頼している業者に少しでも不安をお持ちでしたら、お気軽にご相談ください。
また、建物診断などのご紹介もありますので、ぜひご参考にしてください。
ご閲覧くださり、ありがとうございました。
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