失敗&後悔しない外壁塗装を‼ ー業者選びのカギは『見積書』ー

刈谷市&知立市の外壁塗装専門店なら株式会社エムアールにお任せください!

「外壁塗装の見積りを何社かに依頼したけど、どう比較したらいいんだろう?」

「見積書が依頼した業者によって全然違うんだけど、どう見るの?」

「他社との金額に差がありすぎて、どれを信頼したらいいのか分からない…」

 

このブログを閲覧されているということは、外壁塗装を検討されている中でこのようなお悩みを抱えていらっしゃるのではないでしょうか?

失敗しない&後悔しない外壁リフォームを行うためにも、ぜひご助力をさせてください!

この記事でわかる事は、

・塗装業者から提出される見積書の本当の役割り

・見積書で注意するポイント

・塗装業者の選び方(補足)

になります。

 

業者選びは『見積書』は超重要‼

塗装業者の決め手として、

・営業マンの雰囲気が良かった

・誠実そうだった

等というお声があがる事もありますが、悪徳業者こそ営業マンとしての実力は非常に高いです。

では人柄や雰囲気以外のどこで判断すれば良いのかというと、『建物診断』にかける時間や様子、そして『見積書』が判断要素としてあげられます。

まず建物診断は非常に判断がしやすいものです。通常であれば1時間程度かかります。しかし、いい加減な業者だと30分以内に診断を終えてしまいます。

『建物診断』とは、建物の現状を把握し、見積書を作成するにあたってどのようなメンテナンスが必要なのかを確認するための事前調査です。また、建物の造りを理解する事や実測しなければいけない事もあるため、しっかり診てくれる業者は時間をかけて行います。その点から考えると、建物診断は悪徳業者かどうかの判断が容易です。

しかし、塗装業者が作る見積書は各業者さんによって様々な書き方があります。その内容はさまざまで、軽く見ただけでは工事内容はよく理解できません。

つまり、提出された見積書の内容をいかに理解し、把握する事が塗装工事や防水工事などのリフォーム工事で失敗&後悔しない重大なポイントというわけです。

 

外壁塗装の見積書で注意するポイント

工程ごとに細かく記載がある

一般的に建物の塗装を行う際は、3回塗りが原則としてされています。下塗り、中塗り、上塗りです。

下の図は、弊社の見積書の一部です。

(※開いた際はブラウザの戻るボタンを押してください)

この図ように、下塗り、中塗り(上塗り1回目)、上塗りのそれぞれを記載し、更に数量(単位)まで細かく書いてある見積書を提出してくれる業者がベストです。

例えばこの3回塗りの詳細が書かれておらず、『外壁塗装:一式』のような記載がある場合、いくら見積書の説明の際に「3回塗りを行います」とお約束していても、単なる口約束でしかならないため、信用はできません。

また、数値(単位)の記載も非常に重要です。塗料は1缶あたり何㎡塗装できるか決まっています。しっかり塗装面積を計算していれば、事前にどれだけ塗料缶を発注しなければいけないのかを判断できます。しかし、ここが『一式』と記載されている場合、塗料を何缶使用するかの検討がつきません。塗料缶は工事を開始する前に発注しますので、もし工事が始まって塗料が足りない…となった場合、塗料の規定の希釈率よりも薄めて塗装してしまう等、不正な手段を用いて工事を無理やり終わらせる業者もいます。

薄めた塗料では、使用した塗料の耐久性を維持する事はまず不可能です。

また、『一式』に加え、塗装面積を平米数で計算するのではなく『坪数』で記載されている業者も悪徳業者の可能性が高いと言えます。

例えば同じ敷地の広さで似たような家が二つ並んでいたとします。この場合坪数はほぼ同値ですが、窓の個数が異なった場合はどうでしょうか。窓が何か所あるか、どれだけの大きさなのかは家によって全く異なります。窓が多ければ外壁の塗装面積は少なくなりますが、逆を言えば窓が少ない建物は塗装面積が広いといえます。

簡単に言えば『坪』は土地の大きさを示したものであり、実際にどれだけ塗装面積があるのかを正確に測定する事はできません

そのため、坪数で外壁塗装の見積書を作成してしまうと先ほどご説明したような塗料が不足する…等の事態が工事開始後に発覚してしまうケースが多く、契約した金額に加え『追加料金』を後から請求する会社もあります。契約した際の金額に納得していたのに後から後から請求がかさんでしまうと、結果として他の業者の方が安くやってもらえたのでは?という事にもなります。

また、そのような正確でない見積書を提出するような業者は、保証書もあってないようなものです。『施工不良』が完工後に発覚した際に保証が効かず、お施主様が損をする状況が発生してしまいます。

各部位の下地処理が記載されている

外壁だけでなく他の『付帯部』と言われる雨樋、シャッターボックス、水切り、破風・鼻隠しなどの箇所も同様で、作業工程がしっかり書かれている事を確認する必要があります。

上の図を見ていただくと、雨樋と破風・鼻隠しの塗装工程のところに『ケレン作業』というものが記載されています。

ケレン作業とは下地処理の一つで、古い塗膜を除去する作業の名称です。これを行わないと、せっかく新しい塗料を塗っても、古い塗膜から一緒に剥がれてきてしまいます。

これも悪徳業者のよくある手口の一つで、見積書には記載はされていないものの説明時に「下地処理もしっかり、全て行います」と言って契約を取り、後で工事を行ったらその工程を省いていたという話を聞きます。

ここでまた厄介なのが『手抜き工事』を行った場合、すぐに施工不備の症状が見受けられるようになるのではなく、数年後に発覚する事です。

このような業者は、後に連絡がつかなくなる…または保証書を発行しているにも関わらず内容が薄っぺらいもので「保証の対象外です」等と言って自社で直す事をしません。手抜き工事を行った自覚があるからです。

こういったケースの相談は、国民生活センターでもあとが絶えないそうです。

悪徳業者・無責任な業者に依頼しないためにも、お客様側も見積書の内容を理解しておく事が大切です。

使用する塗料が記載されている

使用する塗料が書かれているというのは、悪徳業者かどうか見抜くポイントとしても非常に重要です。

有名な塗料メーカーであれば、今の時代はネットで検索すれば情報がたくさん出てきます。塗料名だけでなく、

・どの下塗り剤を使う必要があるのか。

・耐久年数はどれほどなのか。

・塗料の特徴

なども全てネットで調べられるようになっています。

しかし、使用する塗料がどこのメーカーなのかわからない場合は本当に危険です。特に自社のオリジナル塗料を使用する業者等は、信用性に欠けます。実績もなく、メーカー保証がないからです。

また、先ほどの見積書の写真を見ていただくと記載がありますが、各塗料において、下塗りと上塗りの塗料は異なります。

下塗り剤はそれぞれの素材に合わせて使用する必要があります。例えば鉄部の塗装を行う場合は、下塗りに錆止め塗料を使用しなければ、錆びが発生した時にまだ新しい塗膜も一緒に剥がれてきてしまうからです。

有名な塗料名が書いてあるから大丈夫!というわけではありません。それぞれの塗料は、しっかりと下地処理も行い、専用の下塗りを使うという正しい施工法を用いた場合に初めて塗料のカタログに記載のある耐久性が維持できます。

そして有名な塗料を使用する場合、各塗料メーカーから交付される認定証というものを所持している業者である必要があります。

塗料メーカーが発行する認定証は、いい加減な外壁塗装工事を行う業者には発行してくれません。

業者が悪ければ、必然と塗料の印象も悪くなってしまうからです。

メーカーからも信頼されている業者である証にもなりますので、ショールームやホームページ等、事前に確認するようにしましょう。

シーリングの施工法が記載されている

建物によってない場合もありますが、一般的な戸建てには外壁材の繋ぎ目の部分や窓周りに『シーリング材(コーキング剤)』というものが施工されています。

シーリング材は各場所の水の侵入を防ぐものであり、劣化が進行すると雨漏りや部位の破損等に直結します。

施工方法は打ち替え工法と増し打ち工法の2種類ありますが、増し打ちは古いシーリング材の上から施工しますので、使用する材料の耐久年数が期待できません。

逆に打ち替え工法は、古いシーリングを除去し、新しいシーリング材を充填する工法です。

シーリングの耐久年数を維持するためには、打ち替え工法を用いる必要があります。

シーリングの施工法を記載していない場合、どちらの工法を用いるかが明確でないため、施工不良に至る可能性があります。

また、これも外壁と同様に『一式』で記載している業者は要注意です。

シーリング材も事前にどれくらい材料が必要になるのかを把握する必要があります。

ここで少し建物診断の話に戻りますが、塗装面積を計算する場合は『図面』のコピーを取り、それを基に計算します。しかし、図面の情報ではどの箇所にシーリングが施工されているのか表記がありません。シーリングは実際に建物診断を行っている際にどこに施工されているかを目視で確認し、測定します。建物診断に時間を要する理由の一つです。

しっかり確認していない業者であれば、どれくらいシーリング材が必要なのかが分かりません。施工自体も非常に難しいもので、規定の量がなければ『施工不良』が生じてしまいます。

『一式』表記の業者はまずお断りしてください。

(ガスケット等、シーリング以外のものを使用している場合は例外です)

足場代の費用が発生している

足場代は、一般的な戸建ての外壁塗装の現場では100,000円以上はかかる作業です。

『足場代無料』と書かれているチラシをたまに見かけますが、足場代無料という事はまず絶対にありえません。必ず仕入れ値というものが存在します。仕入れ値がかかるものを無料で提供すると、足場は赤字になります。わざわざ赤字で工事を請け負う業者はいませんので、それがないという事は別の箇所で採算を合わせている可能性があります。

『足場代無料』と言われればお得に感じて契約してしまう方もいらっしゃるみたいですが、本来発生する作業を無料にして他のところで調整しているとなると、信頼できる業者とは言えません。『無料』という文字は魅力的ではありますが、信頼できない業者の特徴の一つとも言えます。

 

大幅な金額の値引きがない

上記でご説明してきた見積書の特徴をクリアしていて、最後に『キャンペーン値引き』という項目で十数万円値引きされているような見積書は、信用できません。

最初に通常よりも高い見積書を作成したうえで、後で大幅値引きがされれば誰だってお得に感じてしまいがちですが、冷静に考えればその値引きはどこからしているのか?という疑問に至ります。別のブログで外壁塗装の相場について詳しく説明させていただきましたが、値引き前の金額が相場よりやたら高い場合は、値引きをすることでお得に見せるためにアンカリング効果というものを利用しています。正確な見積書とはいえません。

値引きがあまりできない業者を『まけてくれない業者』などと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、値引きや安さにこだわって人件費などの必要経費を下げてしまえば、『手抜き工事』や『施工不良』に繋がります。外壁塗装においての大幅値引き交渉は逆に危険になりますので、注意が必要です。

 

良い見積書=安心できる業者

『良い見積書』というものは、内容がはっきりしており、細かく説明がされているものになります。

各部位の塗装箇所において細かな工程や塗料が記載され、数値を記載する事によって『言った言わない』問題を防ぐ事ができるからです。

優良業者であれば、お客様との言った言わないのトラブルを回避するためにも、こうした見積書を作成するようにしているはずです。

外壁塗装の悪徳業者とのトラブルは絶えず増えておりますので、こういった点でも見積書や契約書はきちんと書面で記載されており、かつお客様に控えをお渡しする業者である事がポイントです。見積書はその業者の誠実さを見抜く要素でもありますので、安さだけで判断する事は失敗&後悔する工事となってしまいます。

 

補足:失敗しない業者選びのポイント

見積書の見方や注意する点について、上記でご紹介させていただきました。

しかし、悪徳業者もトラブルで訴えられたことを糧に日々進化してより優良業者をうまく装ってきます。

見積書の注意するポイントだけでなく、その他にも業者選びに注意するポイントをいくつかまとめましたので、同様にご参考にしてください。

建物診断

建物診断書サンプル(結合済み)のサムネイル

1時間程度をかけて行い、劣化した状態の部位の写真を撮影し、後日お客様にご説明する『診断書』などを用意している業者であること。

また、塗装しない屋根(瓦など)でも建物診断は行ってくれる業者であることがポイントです。

建物診断は、正確な見積書を作成するにあたって必ず必要な調査です。塗装をしない箇所でも劣化してメンテナンスを行わなければならない状況かもしれませんので、問題がないか一緒に確認する必要はあります。

『診断書』は非常に重要な役割をもっています。建物診断を行う事で、私達業者はお客様のお家がどのような状態か判断できますが、お客様普段ご自身で把握する機会がありません。見積書を提出する際に、「なぜこのメンテナンスが必要なのか」という理由を知っていただくためのツールとして使うために、写真を撮影する事でより理解を深めていただきます。

プランは複数&お客様の予算に応じたプランを提案

事前に塗料の事をお調べになっていて、最初から『この塗料を使用したい!』と仰られる方もみえますが、原則プランは一つではなく、複数ご用意します。

弊社の場合は松竹梅と3つのプランをご用意しており、金額が比較できれば塗料も選びやすくなります。

最初は一番安い塗料で外壁塗装を検討していた方も、ランニングコストが安くなる高耐久のプランで契約されるという事例は少なくはありません。比較しやすいよう、いくつか塗装プランを出してもらう事をオススメします。

また、初めから予算がお決まりの場合は担当者に事前に伝えておくと、予算内でどうメンテナンスを行うのか考えてくれる担当者もいます。

お客様のご意見を親身になって受け止めてくれる担当者であれば、見積書も工事もしっかり行ってくれると思います。

施工報告書

施工報告書サンプル4のサムネイル

(上記は弊社の施工報告書サンプルです。タップするとリンクへ飛びます)

施工報告書とは、どのような工事を行ったを記録している書類です。

施工前から各部位の作業工程などを、写真で撮影して資料としてまとめて最後にお客様にお渡ししています。

これを行う事で職人の手抜き工事を防ぐ事にも繋がりますし、普段平日はお留守にされるお施主様が多いので、目の届かないところで作業を行うのはやはり不安になる事もあります。

施工報告書だけでなく、今日は何の作業をしたのかを報告してくれる業者であれば、尚良いと思えます。

保証書

保証書サンプル(2021ver)のサムネイル

(上記は弊社の施工報告書サンプルです。タップするとリンクへ飛びます)

保証書は、完工後に施工不良等で活用できる大切な書類です。

高いお金を支払ってお家のメンテナンスを行うのですから、保証書はなくてはならないものです。ただし、保証書が発行しますと事前に聞いていたから契約したものの、いざ保証書を手に取ったら大した保証もされないものだったというケースがあります。

やましい業者でなければ保証書はサンプルが用意されており、事前にどこまで保証してもらえるのか確認できます。ショールームや、ホームページ等に記載がある業者であれば、完工後も同じ保証書を渡してくれるはずです。

保証内容もしっかりとしたものが書いてある業者であれば、万が一施工後に施工不良が起きたとしてもすぐに対応してくれますし、その万が一を自社から起こす事がないよに建物診断から工事まで、きちんと行うようにしています。

店舗がある

地域密着している業者であれば何か不備が見つかった場合や塗装工事とは別で建物の相談をしたい時にすぐに駆け付けてくれるはずです。

また別の角度で考えれば店舗をもつ業者は、仮に施工不良があったとしても簡単に逃げる事はできません。

悪い噂はすぐに広がるもので、仮に手抜き工事を行った場合は地域の方に噂が広まり、仕事が取れなくなってしまいます。そうなってしまっては仕事が成り立ちません。

逆に店舗がなく、問合せも携帯電話などの番号がかかれている業者は、完工後のトラブルが発覚しても連絡が取れない可能性があります。

 

まとめ

外壁塗装においてのトラブルは、絶えず起きています。

悪徳業者に引っかからないためにも、今はお客様ご自身もある程度知識を身に着けないといけなくなってしまいます。

高いお買い物だからこそ、失敗&後悔しない工事を行えるよう、今回の内容を少しでもご参考にいただければ幸いです。

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この記事を書いた人

株式会社エムアール

愛知県刈谷市を中心とした外壁塗装専門店。創業2005年/設立2010年 私達がお客様に提供するのは『安心』です。 『全てはお客様からのありがとうのために!』 よりお客様のために。より職人が輝ける業界にするために、「高品質で適正価格」を目指しております。 <許可・資格>愛知県知事許可(般-3)第69503号 窯業系サイディング診断士/外壁劣化診断士/雨漏り診断士 <加盟団体>刈谷商工会議所会員/一般社団法人日本リフォーム診断士会会員/NPO法人雨漏り診断士会会員